はじめに


今の貯金が10万円くらいしかない…。引越しって最低いくら必要なの?本当に動けるのかな…。

不安になりますよね。条件をかなり絞れば、手持ちが少ない状態でも引越しできるケースはあります。大事なのは、削れる費用と残すべき生活費を分けて考えることです。
「お金がないから引越しできない」と思って、動けなくなっている人は多いです。
賃貸の初期費用、引越し業者代、家具家電代…。
全部まとめて考えると、たしかに重いですよね。
でも、費用の内訳を分けて考えると、削れるところはあります。
特に、収入が不安定な人や貯金が少ない人は、最初から普通の賃貸とフルセットの引越しを目指さない方が現実的です。
この記事では、手持ちが少ない状態で引越しするための手順と、危ない節約を避けるための注意点をまとめます。
結論・お金がなくても引っ越しできる方法はある

手持ちが少なくても、条件を絞れば引越しできるケースはあります。
ただ、何も考えずに動くと、入居後すぐ生活費が足りなくなってしまいます…。
まず分けて考えたい費用は、この3つです。
| 費用の種類 | 主な内訳 | 通常の目安 |
|---|---|---|
| 賃貸の初期費用 | 敷金・礼金・仲介手数料・保証料など | 家賃4〜6か月分 |
| 引越し作業費 | 業者代・レンタカー代・宅配便 | 3〜10万円 |
| 家具家電代 | 冷蔵庫・洗濯機・寝具など | 10〜30万円 |
普通に全部そろえると、30〜50万円以上かかることもあります。
でも、敷金礼金なし・家具家電付き・荷物を減らす・分割払いを組み合わせると、かなり圧縮できます。

大事なのは、手持ちを全部使い切らないことです。
最低でも、入居後の食費・交通費・次の家賃分は残す意識で動きましょう。
①賃貸の初期費用を最小化する
敷金・礼金・仲介手数料が少ない物件を選ぶ
初期費用の中で大きいのが、敷金・礼金・仲介手数料です。
この3つが重なると、入居前に一気にお金が飛びます。
手持ちが少ない人は、最初から次のような物件を探しましょう。
- 敷金なし
- 礼金なし
- 仲介手数料なし、または安い
- 更新料なし
- 家賃が低め
- フリーレントあり
初期費用を下げるだけで、引越しの現実度はかなり変わります。
ビレッジハウスを候補にする
初期費用や家賃を抑えたい人は、ビレッジハウスも候補になります。
敷金・礼金・仲介手数料・更新料がかからない物件が多く、手持ちが少ない人でも動きやすいです。

収入や雇用形態に不安がある人でも、通常の賃貸より柔軟に入居相談ができる場合があります。
※物件ごとに家賃、設備、立地、審査条件は変わります。
安さだけで決めず、退去時費用や周辺環境も確認しましょう。
フリーレント物件を活用する
フリーレントとは、入居後の家賃が一定期間無料になる仕組みです。
1か月分でも家賃が浮くと、入居直後の生活費を残しやすくなります。
気をつけたいのは、短期解約違約金です。
「半年以内に退去したら違約金あり」のような条件がつくことがあります。
契約前に、フリーレントの条件は必ず確認してください!
②初期費用の支払い方法を工夫する
クレジットカード払いや分割払いを確認する
一括で初期費用を払えない場合は、クレジットカード払いや分割払いが使えるか確認しましょう。
不動産会社や物件によっては、カード払いに対応していることがあります。
分割払いにすれば、入居時の現金負担を下げられます。
その分、あとから支払いが続くので、毎月の返済額まで見ておくことが大事です。
クレカリを使う場合は手数料を見る
クレカリのような家賃・初期費用のクレジットカード決済サービスを使う方法もあります。
カード払いに対応していない物件でも、支払い方法の選択肢を増やせる場合があります。

便利ですが、手数料や分割後の支払い額は必ず確認してください。
「今払えないから分割にする」のはありですが、「来月以降も払えない」状態なら危険です。
分割払いは、今の負担を軽くする方法です。支払いそのものが消えるわけではないので、入居後の家計まで考えて使いましょう。
③引越し作業費を最小化する
荷物を減らして単身パックを使う
引越し費用は、荷物の量でかなり変わります。
荷物が少なければ、単身パックや小さめのプランで済むことがあります。
引越し前に、次のものは見直しましょう。
- 1年以上使っていない服
- 古い家具
- 使っていない家電
- 本や雑貨
- 収納に眠っているもの

「新居で本当に使うか」で考えると、手放しやすいです。
荷物が減れば、引越し費用も新居の収納ストレスも減ります。
自力引越しや宅配便も検討する
荷物が少ない人は、自力引越しも選択肢です。
レンタカーを借りる、友人に手伝ってもらう、宅配便で送るなどの方法があります。
| 方法 | 向いている人 |
|---|---|
| 宅配便 | 段ボール中心の人 |
| レンタカー | 近距離で荷物が少ない人 |
| 単身パック | 家具家電が少ない人 |
| 業者依頼 | 大型家具や階段作業がある人 |
大型家具や家電を無理に運ぶのは危ないです。
ケガや建物の傷につながるので、無理な自力引越しは避けましょう。
繁忙期を避ける
引越し業者の料金は、時期で大きく変わります。
1〜3月は高くなりやすいので、時期を選べるなら避けたいところです。
4〜6月、9〜10月あたりは比較的動きやすい時期です。
引越し費用だけでなく、部屋探しでも条件交渉がしやすくなることがあります。
④家具・家電代をできるだけ抑える
家具家電付き物件を選ぶ
手持ちが少ない人にとって、家具家電代は大きな負担です。
冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、ベッド、カーテンをそろえるだけでもかなりかかります。
家具家電付き物件なら、買う費用も運ぶ費用も抑えやすいです。
レオパレスは家具家電付きの物件が多く、すぐ生活を始めたい人には候補になります。
部屋の広さや防音性は物件ごとに差があるので、内見で確認しましょう。
シェアハウスも選択肢にする
シェアハウスは、家具家電付きの物件が多いです。
Wi-Fiや光熱費込みの物件もあり、手持ちが少ない人には使いやすい場合があります。
通常の賃貸より柔軟に入居相談ができる場合もあるため、無職期間中や転職活動中の仮住まいとして検討できます。

共同生活になるので、音や共用部分の清潔さ、人間関係が合うかは見ておきましょう。
最低限だけそろえて少しずつ買う
通常の賃貸に入る場合でも、最初から全部そろえる必要はありません。
まずは生活に必要なものだけで大丈夫です。
入居初日に必要なのは、このあたりです。
- 寝具
- カーテン
- トイレットペーパー
- 充電器
- 最低限の食器
- タオル
- 照明がない部屋なら照明

冷蔵庫や洗濯機は早めに必要ですが、数日ならコンビニやコインランドリーでつなぐこともできます。
中古家電店、ジモティー、メルカリを使えば費用を抑えやすいです。
手持ち10万円で引越しするシミュレーション
手持ち10万円で動くなら、かなり条件を絞る必要があります。
普通の賃貸を通常通り借りて、業者を使い、家具家電を買うのは正直厳しいです…。
現実的には、次のような組み合わせになります。
| 費用項目 | 通常の場合 | 最小化した場合 |
|---|---|---|
| 賃貸初期費用 | 20〜30万円 | 3〜5万円 |
| 引越し作業費 | 5〜10万円 | 1〜3万円 |
| 家具家電 | 10〜30万円 | 0〜2万円 |
| 合計 | 35〜70万円 | 4〜10万円 |
手持ち10万円で動くなら、敷金礼金なし、家具家電付き、自力引越しに近い形が現実的です。
ここで大事なのは、10万円を全部使い切らないことです。
引越し後の食費、交通費、スマホ代、次の家賃が必要になります。

手持ち10万円で動くなら、「入居できるか」だけでなく「入居後に生活できるか」を必ず考えてください。ここを見落とすとかなり苦しくなります。
公的支援制度も確認する
住居確保給付金
離職や収入減少で家賃の支払いが難しい場合、住居確保給付金を使える場合があります。
条件に合えば、一定期間、家賃相当額の支援を受けられる制度です。
支給条件や金額、申請方法は自治体によって変わります。
「家賃が払えないかも」と思った時点で、早めに窓口へ相談しましょう。
生活保護の住宅扶助・一時扶助
生活がかなり厳しい場合は、生活保護も選択肢です。
生活保護では、住宅扶助として家賃に関する支援を受けられる場合があります。
引越しが必要と認められるケースでは、敷金などの一時的な費用が支給対象になる場合もあります。
自己判断で諦めず、福祉事務所や自治体窓口に相談してください。
生活福祉資金貸付制度
低所得世帯などを対象に、生活費や住まいに関する費用を貸し付ける制度もあります。
窓口は社会福祉協議会になることが多いです。
使えるかどうかは世帯状況や収入によって変わります。
お金が足りない状態で無理に借金する前に、公的な制度を確認してみましょう。
わたしの体験談

わたしも、引越しのたびに「こんなにお金かかるの?」と思ってきました。
特にきついのが、初期費用と家具家電が同時に来ることです。
昔は、必要そうなものを最初から全部そろえようとしていました。
でも、実際に暮らしてみると「これ後でもよかったな…」というものも多かったです。
今は、まず最低限だけで始めるようにしています。
カーテンと寝具と充電器があれば、とりあえず初日はなんとかなります。笑
あと、物を減らすのも大事です。
メルカリやジモティーで手放すと、荷物も減るし、少しお金にもなります。
捨てるのが苦手な人でも、誰かが使ってくれると思うと少し気が楽です。
手持ちが少ないと焦りますが、全部を完璧にそろえてから始めなくても大丈夫です。
まとめ

手持ちが少なくても、条件を絞れば引越しできるケースはあります。
大事なのは、費用を3つに分けて考えることです。
- 賃貸の初期費用を下げる
- 引越し作業費を下げる
- 家具家電代を下げる
- 分割払いは返済額まで見る
- 公的支援制度も確認する
- 入居後の生活費を必ず残す
敷金礼金なしの物件、家具家電付き物件、自力引越し、シェアハウス、公的制度を組み合わせれば、費用をかなり抑えられます。

手持ちが少なくても、物件選びと支払い方法を工夫すれば動けるんだね。でも、全部使い切るのは怖いかも…。

そうですね。初期費用を抑えることは大事ですが、引越し後の生活費までゼロにするのは危険です…。家賃・初期費用・家具家電・残す生活費をセットで考えましょう。
「お金がないから絶対に無理」と決めつけなくて大丈夫です。
削れる費用を整理して、今の手持ちで安全に動ける方法を探していきましょう。
この記事はへやさぽLifeが提供する情報提供を目的としたものです。制度の条件・支給額・申請方法は自治体や時期によって異なります。賃貸契約の費用・審査基準・契約条件も物件や不動産会社・管理会社・各運営会社によって異なります。詳細は必ずお住まいの市区町村の窓口、不動産会社・管理会社・各運営会社にご確認ください。








