はじめに


敷金0円・礼金0円のゼロゼロ物件って、初期費用が安くて助かるけど…。あとから高くなるって聞くと、やめたほうがいいのかな?

ゼロゼロ物件そのものが悪いわけではないですよ。大事なのは、契約時に安くなった分が、退去時費用や違約金、毎月の支払いに回っていないかを見ることです!
賃貸の初期費用を少しでも抑えたいとき、「敷金なし・礼金なし」のゼロゼロ物件はかなり魅力的に見えますよね。
貯金が少ない人にとって、入居前にまとまったお金を払わなくていいのは大きなメリットです。
一方で、ゼロゼロ物件は「安いから大丈夫」とだけ見てしまうと、退去時や短期解約で思わぬ費用がかかることがあります。
この記事では、ゼロゼロ物件の仕組み、注意点、契約前に確認したいことを解説します。
まず結論:ゼロゼロ物件は条件を確認できるなら候補にしていい

ゼロゼロ物件は、敷金と礼金が0円の物件です。初期費用を抑えたい人にとって候補になりますが、「初期費用が安い=総額も安い」とは限りません。
特に確認したいのは、退去時のクリーニング費用、短期解約違約金、家賃や管理費、任意オプションの有無です。ここが納得できる内容なら、ゼロゼロ物件を選んでも問題ありません。
| 確認すること | 見るポイント |
|---|---|
| 退去時費用 | クリーニング費用や原状回復の特約が高すぎないか |
| 短期解約違約金 | 1年未満・2年未満で解約したときの負担 |
| 毎月の費用 | 家賃、管理費、サポート費用が高くなっていないか |
| 初期費用の内訳 | 鍵交換、消毒代、保証会社費用などが重くないか |
| 契約内容 | 「安い理由」が説明できる物件か |
判断の目安は、入居時だけでなく「住んでいる間」と「退去するとき」まで含めて無理がないかです。

初期費用だけで決めず、最低でも1〜2年住んだ場合の総額で考えるとよいですね。
ゼロゼロ物件のメリットは初期費用を抑えやすいこと
ゼロゼロ物件の一番のメリットは、入居前に払うお金を抑えやすいことです!
敷金1か月・礼金1か月の物件と比べると、家賃2か月分ほど初期費用が下がることがあります。
たとえば家賃6万円なら、敷金と礼金だけで12万円の差が出ます。引越し代、家具家電、日用品まで考えると、この差はかなり大きいですよね。
特に、次のような人には候補になりやすいです。
・入居前にまとまった貯金を用意しにくい人
・礼金のような返ってこない費用を抑えたい人
・引越し代や家具家電の費用を残しておきたい人
・審査に通ったあと、契約金を一括で払うのが不安な人
ただ、敷金と礼金は性質が違います。
礼金は基本的に返ってこないお金ですが、敷金は退去時の精算に使われる預け金のようなものです。
敷金がない物件では、退去時にクリーニング費用などを別で払う契約になっていることがあります。
ゼロゼロ物件で注意したい費用
ゼロゼロ物件で気をつけたいのは、契約時に安く見える分、別の名目で費用がかかることです。
もちろん全部の物件が危ないわけではありませんが、見積書と契約書はかなり大事になります。
退去時のクリーニング費用
敷金なしの物件では、退去時のクリーニング費用をあらかじめ特約で決めていることがあります。
金額が明記されていれば判断しやすいですが、「実費精算」とだけ書かれている場合は、どの範囲まで借主負担になるのか確認したいところです。
国土交通省の原状回復ガイドラインでも、原状回復は借りた当時の状態に完全に戻すことではなく、通常損耗や経年変化とは分けて考える内容になっています。

だからこそ、契約前に特約を見ておくことが大切ですね。
短期解約違約金
ゼロゼロ物件では、1年未満や2年未満で解約すると違約金がかかる契約もあります。
よくあるのは「1年未満の解約で家賃1〜2か月分」などの条件です。
引越し予定が変わりやすい人、転職や同棲、実家に戻る可能性がある人は、短期解約違約金を必ず見てください。

初期費用が安くても、すぐ退去したら結果的に高くなることがあるんだね…。
家賃や管理費が高めになっていないか
敷金・礼金が0円でも、周辺相場より家賃が高いと、数か月から1年で差が埋まってしまうことがあります。
初期費用だけを見て決めると、毎月の支払いがじわじわ重くなるんですよね…。
収入に不安がある人は、家賃を手取りの4分の1くらいまでに抑えると安心です。

一般的には3分の1とも言われますが、少し余裕を持ったほうがよいと思います。
オプション費用が多くないか
消毒代、抗菌施工、安心サポート、24時間サポート、事務手数料などが上乗せされると、敷金・礼金なしでも初期費用が思ったほど下がらないことがあります…。
見積書をもらったら、任意か必須かを確認しましょう!聞き方は、これくらいで大丈夫です。
お金の名目を確認するのは失礼ではありません。

分からないまま払うより、契約前に聞いておくほうが安心ですね。
契約前に確認したいチェックリスト
ゼロゼロ物件を検討するときは、内見や見積もりの段階で確認することを決めておくと迷いにくくなります。特に、初期費用が安い理由を説明してもらえるかは大事です。
契約前に見たいポイントは、次のとおりです。
・敷金なしの場合、退去時費用はいくらか
・クリーニング費用は入居時払いか退去時払いか
・短期解約違約金は何年以内でいくらか
・家賃と管理費は周辺相場より高すぎないか
・保証会社費用はいくらか
・火災保険は指定か、自分で選べるか
・消毒代やサポート費用は任意か必須か
・契約書の特約に高額な負担がないか
特に見落としやすいのは、先ほども少し話した退去時費用と短期解約違約金です。
初期費用の見積書だけでは分からないこともあるので、契約書や重要事項説明の内容まで確認してください。

初期費用の見積もりだけ見ればいいと思ってたけど、退去時のことまで見なきゃだね。

そうですね。ゼロゼロ物件は入口が軽いぶん、出口の費用もセットで見るのをおすすめします!
初期費用を抑えたい人の選択肢
初期費用を抑えたいなら、ゼロゼロ物件だけに絞らなくても大丈夫です。
敷金・礼金なしの一般賃貸のほかに、最初から契約時の費用を抑えやすい住まいもあります。
| 候補 | 向いている人 |
|---|---|
| ゼロゼロ物件 | 敷金・礼金を抑えて一般賃貸に住みたい人 |
| ビレッジハウス | 家賃と契約時の費用をできるだけ軽くしたい人 |
| レオパレス21 | 家具家電を買う費用を抑えたい人 |
| オークハウス | 通常の賃貸審査や初期費用が不安な人 |
| クレカリ | 初期費用を一括で払うのがきつい人 |
ビレッジハウス:家賃と契約時の費用をできるだけ軽くしたい人
ビレッジハウスは、敷金・礼金・仲介手数料・更新料が0円とされていて、家賃2万円台から探せる物件もあります。
家賃そのものを抑えたい人や、保証人・保証会社まわりが不安な人は候補にしやすいです。
レオパレス21:家具家電を買う費用を抑えたい人
家具家電を買う余裕が少ないなら、レオパレス21のような家具家電付き物件も比較対象になります。

冷蔵庫や洗濯機を買わずに済むだけでも、入居直後の出費を減らせて助かります。
シェアハウス:通常の賃貸審査や初期費用が不安な人
通常の賃貸契約が重く感じる人は、オークハウスのようなシェアハウスも一時的な住まいとして検討できます。
個室のほかにラウンジやキッチンなどの共用設備を使えるので、ひとり暮らし用の部屋を最初から全部そろえる負担を減らしやすいです。
クレカリ:初期費用を一括で払うのがきつい人
どうしても契約金を一括で払えない場合は、クレカリのように初期費用や家賃をクレジットカードで支払えるサービスもあります。
カード払いが対応していない物件でも使える便利なサービスです。

注意点として、手数料を含めた総額と翌月以降の支払いは確認してくださいね。
まとめ

ゼロゼロ物件は、敷金・礼金が0円で初期費用を抑えやすい物件です。一方で、契約前には、次の点を確認しましょう。
・退去時のクリーニング費用はいくらか
・短期解約違約金があるか
・家賃や管理費が周辺相場より高すぎないか
・任意オプションが入っていないか
・契約書の特約に納得できるか
・入居後の生活費を残せるか
入口の安さだけでなく、住んでいる間と退去するときまで見て、無理なく暮らせる部屋を選んでくださいね。
この記事はへやさぽLifeが提供する情報提供を目的としたものです。契約条件や費用の扱いは物件・不動産会社・管理会社によって異なるため、詳細は契約前に必ず確認してください。








「消毒代と安心サポートは、契約上必須でしょうか。任意であれば外せるか確認したいです。」