はじめに


バイトを2つ掛け持ちしてるんだけど、賃貸審査では収入を合算してもらえるの?どっちの勤務先を書けばいいかもわからない…。

掛け持ちの収入は、合算して見てもらえる場合があります。大事なのは、最初から掛け持ちだと伝えて、給与明細をきちんとそろえることです。
バイトを掛け持ちしていると、賃貸の申し込みで迷いますよね。
「勤務先欄にはどっちを書くの?」「副業分も収入に入れていいの?」と不安になる人は多いです。
1つのバイトだけだと収入が少なく見えても、掛け持ちの合計なら家賃を払えるケースもあります。
ただし、伝え方を間違えると、収入の全体像が審査側に伝わらないことがあります。
この記事では、掛け持ちバイトの収入合算方法、必要書類、審査で有利になる伝え方を解説します。
結論・バイト掛け持ちでも賃貸審査は通る

バイトを掛け持ちしていても、賃貸審査に通る可能性は十分にあります。
複数の収入を合算して見てもらえる場合があるからです。
ただし、口頭で「もう1つバイトしています」と言うだけでは弱いです。
それぞれの給与明細や振込履歴など、収入を証明できる書類を出す必要があります。
最初に意識したいのは、この3つです。
- メインの勤務先を決めて申込書に書く
- 掛け持ち分の収入も最初から伝える
- 全ての勤務先の給与明細を用意する
掛け持ちバイトは、伝え方によっては「収入源が複数ある人」と見てもらえることもあります。
隠さず、整理して伝えるのが大事です。
掛け持ちの収入は合算できる?
合算できる場合がある
賃貸審査では、家賃を払い続けられるかを見るために、毎月の収入を確認されます。
バイトを2つ以上している場合、それぞれの収入を合計して申告できることがあります。
たとえば、次のようなイメージです。
| 勤務先 | 月収 |
|---|---|
| カフェのバイト | 9万円 |
| コンビニのバイト | 6万円 |
| 合計 | 15万円 |
この場合、1つのバイトだけだと月収9万円に見えます。
でも、掛け持ち分を出せば月収15万円として説明できます。
注意点として、保証会社や管理会社によって判断は違います。
合算を見てもらえるかは、不動産会社に確認しましょう。
証明できない収入は弱い
掛け持ち収入を見てもらうには、書類が必要です。
口頭だけでは、審査の材料として弱くなります。
特に、現金手渡しのバイトや単発の仕事は、収入の継続性を証明しにくいです。
通帳への振込履歴、給与明細、雇用契約書などがあると説明しやすくなります。

「実際には稼いでいるのに、書類がなくて伝わらない」はもったいないです。申し込み前に、出せる書類をそろえておきましょう。
申告に必要な書類
給与明細は全勤務先分を用意する
掛け持ちバイトの収入を申告するなら、給与明細は全ての勤務先分を用意しましょう。
直近2〜3か月分あると、継続して収入があることを見せやすいです。
用意しやすい書類は、次のとおりです。
| 書類 | 用意する方法 |
|---|---|
| 給与明細 | 各勤務先から受け取る |
| 通帳の給与振込履歴 | 自分でコピーする |
| 雇用契約書 | 勤務先に確認する |
| 課税証明書・所得証明書 | 市区町村で取得 |
| 確定申告書の控え | 確定申告している場合 |

給与明細が1つの勤務先分しかないと、収入が少なく見えることがあります。
掛け持ち分もまとめて出せるようにしておきましょう。
課税証明書や確定申告書も使える
前年の収入を示すなら、課税証明書や所得証明書も使える場合があります。
掛け持ちで年末調整されていない収入がある人は、確定申告書の控えが役立つこともあります。
現在の収入を見てもらいたい場合は、直近の給与明細の方が伝わりやすいことがあります。
転職直後やシフトが増えたばかりの人は、今の収入がわかる書類を用意しましょう。
どのバイト先を勤務先として書けばいい?
メインの勤務先を書くのが基本
申込書の勤務先欄には、1社しか書けないことがあります。
その場合は、メインの勤務先を書きましょう。
メインにしやすいのは、次のような勤務先です。
- 収入が一番多い
- 在籍期間が長い
- シフトが安定している
- 在籍確認が取りやすい
- 雇用契約書や給与明細が出せる
どれを優先するか迷う場合は、不動産会社に相談してください。
自己判断で適当に書くより、審査に通しやすい書き方を確認した方が安全です。
もう一方の収入は備考や口頭で伝える
申込書に書けない勤務先がある場合は、備考欄や担当者への説明で伝えましょう。
たとえば、こんな伝え方です。
このように、勤務先と収入の全体像をセットで伝えるとわかりやすいです。
審査で有利になる伝え方
最初から掛け持ちであることを伝える
掛け持ちしていることは、隠さなくて大丈夫です。
むしろ、最初から伝えた方が収入状況を正しく見てもらえます。
「掛け持ちしています」だけでなく、合計月収まで伝えましょう。
「現在、飲食店とコンビニで働いていて、合計月収は約16万円です。直近3か月分の給与明細を両方用意できます。」
ここまで言えると、不動産会社も審査に出しやすくなります。
給与明細を先にそろえておく
内見や申し込みの時点で給与明細を用意しておくと、話が早いです。
「あとで出します」が続くと、審査が止まることがあります。
特に人気物件では、書類が遅いだけで他の人に決まることもあります。
掛け持ちの人ほど、書類準備で差がつきます。
在籍確認の電話に備える
保証会社や管理会社から、勤務先へ在籍確認の電話が入ることがあります。
メイン勤務先に書いたバイト先には、事前に伝えておくと安心です。
「賃貸審査で、在籍確認の電話が入るかもしれません」
この一言で大丈夫です。

在籍確認が取れないと、審査が止まることがあります。店長や社員さんに先に伝えておくと、かなり安心です。
掛け持ちバイトで審査が通りにくいケース
合算しても家賃に対して収入が少ない
掛け持ち収入を合算しても、家賃が高すぎると審査は厳しくなります。
フリーターの場合は、家賃を低めに見ておく方が安全です。
目安としては、手取りの4分の1くらいまでに抑えると生活が苦しくなりにくいです。
手取り16万円なら、家賃4万円前後が現実的なラインです。
どちらも短期・単発バイト
短期バイトや単発バイトだけだと、収入の継続性を見せにくいです。
「今月は稼げているけど、来月も同じだけ入るのか」が不安に見られます。
この場合は、家賃を下げる、預貯金を見せる、審査に柔軟な物件を選ぶなどの対策が必要です。
収入に不安がある人は、ビレッジハウスのような家賃や初期費用を抑えやすい物件も候補になります。
確定申告をしていない
掛け持ちバイトをしていると、確定申告が必要になる場合があります。
年末調整されていない収入がある場合や、副業分の所得が一定額を超える場合などです。
確定申告をしていないと、課税証明書に収入が正しく反映されないことがあります。
審査書類として使いたいときに困る可能性があります。
税金の判断は状況によって変わるため、心当たりがある人は税務署や自治体の窓口に確認しましょう。
申し込み前に確認したいチェックリスト
掛け持ちバイトで賃貸審査を受けるなら、申し込み前に次を確認しましょう。
- メイン勤務先を決めたか
- 全勤務先の給与明細を用意したか
- 直近2〜3か月分をそろえたか
- 通帳の給与振込履歴を出せるか
- 合計月収を説明できるか
- 在籍確認先に事前連絡できるか
- 家賃が収入に対して高すぎないか
- 短期・単発収入だけになっていないか
- 不動産会社に掛け持ちを伝えたか
ここまで準備できていると、不動産会社にも状況を説明しやすくなります。

「なんとなく月15万円くらいです」より、「給与明細2社分で月15万円前後です」と言える方が、ずっと伝わりやすいです。
わたしの体験談

わたしも、収入が安定していない時期に部屋探しをしたことがあります。
そのときに感じたのは、収入そのものより「説明できるか」が大事だということです。
不動産会社の担当者も、書類がそろっていると話を進めやすそうでした。
逆に、こちらがあいまいに答えると、相手も判断しにくくなります。
掛け持ちバイトの人は、実際には頑張って働いているのに、書類の出し方で収入が少なく見えてしまうことがあります。
それは本当にもったいないです。
だから、収入が複数あるなら、最初から全部見せるつもりで準備しておくのがおすすめです。
まとめ

バイトを掛け持ちしていても、賃貸審査に通る可能性は十分にあります。
掛け持ち分の収入を合算して見てもらえる場合があるからです。
一方で、収入を見てもらうには書類が必要です。
全ての勤務先の給与明細、通帳の給与振込履歴、必要に応じて課税証明書や確定申告書の控えを用意しましょう。
メイン勤務先は、収入が多い・在籍期間が長い・在籍確認が取りやすいところを選ぶのが基本です。
もう一方の収入も、備考や担当者への説明でしっかり伝えましょう。

掛け持ちでも、給与明細をちゃんと出せば収入を見てもらえる場合があるんだね。どっちのバイトを書くか迷ってたから助かった…。

そうですね。メインの勤務先は収入が多い方や在籍期間が長い方を書いて、もう一方の収入も給与明細と一緒に伝えるのがおすすめです。
掛け持ちバイトは、正しく伝えれば「収入源が複数ある人」と見てもらえることもあります。
ウソをつかず、書類をそろえて、今の収入をきちんと伝えていきましょう。
この記事はへやさぽLifeが提供する情報提供を目的としたものです。審査基準・必要書類・在籍確認の方法・契約条件は物件や不動産会社・管理会社・保証会社によって異なります。詳細は必ず不動産会社・管理会社・各運営会社にご確認ください。






「メイン勤務先はカフェですが、コンビニでも週3日働いています。合計月収は約15万円です。両方の給与明細を提出できます。」